こんにちは♪

大阪市東淀川区のパン教室FUKURAの金谷利香です^^

春といえば、桜♪

桜といえば、桜あんと桜の花びら♡

今日は、春に作るパンのアクセントとしてよく使われる「桜の花びらの塩漬け」比較をしたいと思います。

季節のテーマです♪

桜あんと桜の花びらの塩漬け

春になると、淡くやわらかいピンク色がかわいい「桜あんを使ったパン」を作りたくなりますね。

FUKURAでも求肥と桜あんのお花見パン春の桜あんぱんなど、桜をテーマとしたパンのメニューがいくつかあります^^

桜の香りと甘じょっぱさがおいしい♪

今年の4月はこちらのお花見パンをレッスンで開催しています。

求肥と桜あんのお花見パン(文字入り)

こちらのお写真で使っている桜の花びらは、富澤商店の「桜花の塩漬け」ですが、今回のレッスンでは、他の材料の仕入れと合わせて富澤とは違うお店で桜の花びらの塩漬けを購入してみました。

届いた桜の花びらを見てみると、少し色がくすんでいるではありませんか!!

あれれ?

いつもこんな色だったっけ?

私の知っている桜の花びらは、もう少し色が鮮やかだったような気がしましたが、こちらもお味はおいしくて香りもよく、少し素朴な感じになりますが、かわいかったのでレッスンで使うことにしました^^

80gを一袋購入しましたが、「桜の花びら」というよりは、「塩の量」がとても多くレッスンの人数分が足りなかったため、その後追加でいつもの桜の花びらの塩漬けを購入しました。

横に並べてみると、あらまぁ~。全然色が違う!

それがこちら。

桜の花びらの塩漬け比較・左が富澤商店の桜花の塩漬け・右が山眞産業の桜花塩漬

左が、富澤商店の桜花の塩漬け。

右が、山眞産業の桜花塩漬。

富澤商店と山眞産業の桜花塩漬のパッケージ裏

右の山眞産業の桜花の塩漬けの袋の中身は、茎の付いた花びらをほとんどレッスンで使ってしまったあとなので、ふわっとちぎれた花びらの残りと塩だけのお写真ですが、それでも色の違いはわかりますね。

山眞産業のほうが、塩がとても多いこともよくわかります^^

富澤商店のほうは、塩がほとんどないので、パンのトッピングの花びらとして使いやすいかもしれません。

富澤商店と山眞産業の桜花塩漬のパッケージの原材料

桜の花びらの塩漬けに使われている主な桜は、普賢象や関山などの八重桜です。

八重桜はソメイヨシノが咲いたあとで咲く遅咲きの桜。

フリルのようなふさふさした花びらと鮮やかな色合いが、塩漬けにするにはぴったりなので、八重桜が使われることが多いのですね。

桜は塩漬けにすることで、糖が分解されて「クマリン」というゆるキャラにいそうなかわいい名前の物質が生成されます。

その「クマリン」が桜のいい香りなのですよ^^

富澤商店の桜は「八重桜(国産)」と記載され、山眞産業は「桜の花(国産)」とだけ書かれています。

普賢象の八重桜よりも関山のほうが色が鮮やかなので、もしかするとその違いで発色が違うのかもしれません。それか塩漬けにするまでの工程の違いもあるのかなぁ。

生徒さんがおっしゃるには、自然な桜の花びらの色も十分かわいいとのこと♡

桜の花びらは、パン作り以外にもお菓子作りやお料理、桜湯にしてもおいしくて^^

1年ほど日持ちもしますので、ぜひいろいろご活用してみてくださいね。

では、また明日~♪

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