FUKURAのレッスンには「バゲット」というメニューがあります♥

季節の対面レッスンでは「バゲット

パンと発酵菓子の先生講座letterでは「プチバゲット」。

作る製法が違った2種類のレッスンを開催しています。

先の尖ったプチバゲットの試作

「おうちのオーブンでバゲットが作れるようになったらなぁ♪」と、憧れを持ってパン教室に通ってくださる方も多く、バゲット系のパンはいつも人気のレッスンなのです^^

バゲットを持った女の子のイラスト

ここでひとりの生徒さん(モナミちゃん)はこう言いました。

「私、バゲットが好きなんです♥」

もうひとりの生徒さん(小麦ちゃん)はこう言いました。

「私、昨日フランスパンをパン屋さんで買ったんです♪」

おやおや。

バゲット?

フランスパン?

どっちが正しいパンのお名前なんだろう。。。

バゲットとフランスパンは同じものなのかなぁ。。。

それとも、バゲットとフランスパンは違うもの?

不思議な疑問が出てきましたね。

今日は「バゲットとフランスパンの違い」について、ご一緒に紐解いていきたいと思います♥

バゲット

こんにちは♪

パン教室FUKURAの金谷利香です。

パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。

パン教室FUKURAの金谷利香です^^

フランスにフランスパンは存在しない

日本では細長くてクープが入ったハードパンのことを「フランスパン」や「バゲット」と言います。

ですが、本場フランスでは、「バゲット」はあるのですが「フランスパン」という名前のパンは存在しないのですね。

パン・トラディショネル

正確には、「フランスパン」ではなく「パン・トラディショネル」と言い、伝統的な製法で作られたパンのことを言います^^

「パン・トラディショネル」とは、小麦粉・酵母・水・塩のみで作られる棒状のパン

「パン・トラディショネル」の中の「バゲット」というパンの形のことなのですね。

一覧はこんな感じ♪

パン・トラディショネル(Pain traditionnel
パリジャン 約60cm /クープ5本(※一番大きくて太い)
バゲット 約60cm/クープ7~9本(※パリジャンより細い)
バタール 約40cm/クープ3本(※バゲットより太い)
フルート 約60cm/クープ7本(※バゲットより細い)
フィセル 約40cm/クープ5本(※バタールより細い)

バゲットにはちゃんと決まりがあって、長さが約60cm、クープが7~9本入ったもののこと。

ちなみに日本のパン屋さんで一番よく売れているのは「バゲット」ではなく「バタール」です^^

バタールは、約40cm、クープは3本。

バゲットに比べると、少しばかりぽっちゃりさんなフランスパンですね。

プチバゲットの断面のボコボコ気泡

他にも、「フィセル」や「フルート」などがあります。

どれも同じフランスパン生地で形が変わるだけで、名前が変わるのですよ^^

形が変わることで、クラム(中身)とクラスト(皮)のバランスや火通りなどが変わり、味も特徴も変わります。

パン・ファンテジー

ちなみに、「パン・トラディショネル」と同じ生地で棒状ではないパンのことを「パン・ファンテジーと言いますよ^^

この中に、きっとみなさんも聞いたことのある「ブール」や「エピ」、「クッペ」「シャンピニオン」などがあるのですね。

グルテンフリー米粉のベーコンエピ

なーるほど♥

まとめ

長時間冷蔵発酵(オーバーナイト法)で作るプチバゲット

フランスパンというパンは本場フランスにはない。

バゲットとは、「パン・トラディショネル」の中のひとつの形。(長さ約60cm・クープ7~9本)

バゲットもバタールもクッペも生地は同じ。

日本では、フランスパンと呼ばれているものは、「パン・トラディショネル」のことを指している。

FUKURAのバゲットレッスンは60cmもないので、本来は「バゲット」とは呼べない。笑

けれども、日本で言う「バゲット」というざっくりした概念の中にはヒットするため、「バゲット」と言ってもよさそう^^

ぜひ、みなさんご参考にしてみてくださいね。

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