イタリア発祥のパン「フォカッチャ」はお好きですか?
私は大好きです♪
フォカッチャといえば、”パンに開いているたくさんの穴!”ですね。
今日は「フォカッチャの穴の秘密」について迫りたいと思います!
こんにちは♪
パン教室FUKURAの金谷利香です。
パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。
先月のレッスンで、ハーブ香るポテトフォカッチャを生徒のみなさんと作りました^^
そこで、「フォカッチャの穴って何のために開けるんですか?」と生徒さんからご質問がありました。
気になりますねぇ。あの穴!
みなさんはフォカッチャの穴は何のために開いているかご存知ですか?
フォカッチャの穴には諸説あるのですが、この5つがなんだか本物そうですのでご紹介します^^
【理由1】生地がふくらみすぎないよう平らにするため
フォカッチャは天板に大きくどーんと焼くことが多いです^^
フォカッチャとは、イタリアの平たいパンのことなんですね。
なので、焼きあがったパン生地がふくらみ過ぎないように平らにするために穴を開けるのだそうです。
【理由2】上部の空洞を防ぐため
大きなパンは、焼きあがった生地の上部に目立つ空洞ができることがあります。
フォカッチャは基本、大きく焼くのが特徴のパンなのでその空洞が出やすいんですね。
焼く前に穴を開けるのにはその空洞を防ぐ効果が期待できますよ^^
【理由3】火通りをよくするため
こちらもやっぱり大きなパンにありがちな火通りの悪さですね。
フォカッチャの中心部分は、火がなかなか通りにくいのですが、穴を開けることで火通りがよくなるメリットがあります^^
ちなみに、フォカッチャの名前の意味は「火で焼いたもの」。
パンはほとんど全部が火で焼いていますけれど!笑
【理由4】オリーブオイルを染み染みにするため
フォカッチャは、穴を開けた後にオリーブオイルをたっぷりと垂らすことがあります。
そうすると、穴の中にオリーブオイルが溜まり、染み染みのジューシーなフォカッチャを焼き上げることができるんです^^
FUKURAのフォカッチャは先にオリーブオイルを生地にかけて、後に穴を開けるので、穴にオリーブオイルは溜めず焼き上げます。
なので、ジューシーオイルなフォカッチャではなくてヘルシーな仕上がりにしています♪
これでも十分おいしいんですよ♥
【理由5】フォカッチャとすぐ見分けられるように
パン屋さんにフォカッチャが並んでいた場合に、パッとひと目で「これはフォカッチャだ♥」とわかるようにの目印だそうです。
この理由は、なんとなく後付けっぽいですが。笑
フォカッチャは古代ローマ時代からある伝統的なパンなので、「パン屋さんに並ぶ」という時点でその頃にはなかった理由なんだろうなぁ。と思います。
ですが、今のパン屋さんでは「フォカッチャの目印」の役割もありそうに思います^^
フォカッチャの穴だけでもいくらでも語ることができますね。
パンの世界はおもしろいです♥
ハーブ香るポテトフォカッチャ
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