みなさんこんにちは♪
パン教室FUKURAの金谷利香です^^
今日は大阪では、しとしと雨が降っていますね。
いつもレッスンにご参加くださりありがとうございます♪
このたび、「母なっちゃんの作るお野菜プレート&スープ」を2022年4月いっぱいで終了させていただくことにいたしました。
少し長くなりますが、母とのお野菜プレートについての思い出と終了する経緯についてお話させていただきます^^
昨日、母と2人で岡山倉敷へ遠足に行ってきました。
季節の対面レッスンで、いつも手間ひまかけて心のこもったお野菜プレートやスープを作ってくれている母なっちゃんです。
教室をはじめてから毎年2人でいちご狩りに行ったり、桜を見に行ったり、九州へ食を研究する旅へ出かけたりしていたのですが、コロナになってからは初の2人遠足でした。
コロナとは言い訳で、実際には4年ぶりぐらい。
こんなに月日が経っていたのだなぁ。と改めて思いました。
この4年間はいろんな出来事が重なり、2人で遠足に行くことができなかったのですね。
パン教室FUKURAをはじめて10年と10ヶ月。
当初、パン作りのあとのご試食は、焼きたてのパンと手のひらサイズの小さな器にレタスやキャベツ、トマトが入ったミニサラダが付いていただけで、今のようなお野菜プレートやスープの形ではなかったのです^^
私が作っていたちっぽけなサラダを見た母が「同じ材料でもっといいのん作ったる!」と言ったのがはじまり。
こんなに生徒さんたちに愛されるお野菜プレートを10年も作ってもらうことになるなんて、当初はまったく想像もしていませんでした。
実際、家で作る母のお料理は父が好むお酒のアテのようなものが多かったのですが、教室でお出しするお野菜プレートでは、生徒さんが喜んでくれるように、みなさんが元気になれるようにと、目で見てもうれしくなるような色とりどりのお野菜を主役に、毎月毎月試行錯誤して120%の力を注いで愛情を込めて作ってくれていました。
仕込みに数日使うのも惜しまず。
吹田の実家から車で20分かかる教室までお野菜プレートを運び、盛り付けをして、その後お仕事に出かけて帰って来て家事をして翌日の仕込みをする。
月に15日レッスンをしていた頃は、週5日お仕事もしているので相当なハードワークだったはずです。
けれど、生徒さんからお喜びの声を聞くとうれしくて、またがんばろう!と思い今日に至りました。
絶対にしんどくても弱音を吐かないし、責任感が強すぎるし、負けず嫌いで頑固な愛情深い母です。相当ながんばりやさんです。
数年前から、私がストップをかけないと、たぶん無理をして倒れるまでやってしまうような気がしていました。
母の10年は私の10年よりもよっぽど体調の変化が大きかったはずです。
本来であれば2年前コロナになったときに母のお野菜プレートは終了する予定でしたが2年伸びました。
今回は、母としっかりと話し合い2人の意見がやっと合ったのでみなさんにご案内をすることに決めました。
毎月、母の作るお野菜プレートやスープを楽しみにしてくださっていた生徒さん。
特に何年も長くFUKURAに通ってくださっている生徒さんにとっては、すごくさみしいことをお伝えすることになり、なんだかちょいとウルッとしながらこの文章を書いています。最近、涙腺が弱いですね。笑
愛着のあるお座布団をポイするだけで、長年お世話になった給湯器とさよならするだけで、悲しくて悲しくて仕方のない私なので、今回のお野菜プレートのご案内は号泣レベルです。
残すところあと3回。
大切に味わって、10年間の感謝を母に伝えて。なんて、言葉にするとちっぽけすぎてなんだか全然しっくり来ませんが^^
母のお野菜プレートやスープをおいしいおいしい♪と喜んでお召し上がりくださった生徒のみなさん本当にありがとうございました!
みなさんのお声やSNSの投稿が母のエネルギーや喜びになっていました^^
10年間たくさん応援してくれた母なっちゃんのおかげで、何千人の生徒さんが豊かな時を過ごし喜んでくれたことかと思うと、しあわせすぎて最高すぎる時間でした!!
あぁ。思い出がありすぎてもう涙で画面がみえません。笑
これからのFUKURAは、少し自由に軽くリスタートしていこうと思います。
母のような立派なプレートではありませんが、ご試食にパンのワンプレートに小さなひと皿を添えるレッスンもあれば、小さなひと皿のないパン作りに特化したレッスンも入れたり、シンプルで身軽であることを心がけて行こうと思います。
そして、来年からは「体にやさしいこと」をよりアップデートしていきたいと思っています。
みなさんがおいしく健康でいつづけられる学びをパン教室をとおして精一杯お伝えできればと考えています。
教室のサイトもスッキリとリニューアルしていきたいと思っています。
それと、みなさんに心配されないように「母は元気です^^」ので♪
必要なときには母にアドバイスをもらいながら、FUKURAは前に進んでいきます^^
時の流れとともに変わりゆくパン教室FUKURAをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。