みなさんはおうちではどんなオーブンを使っていますか？
FUKURAのパン教室には、リンナイのガスオーブンが2台とミーレの電気オーブンが1台あります＾＾
今日は、「1年に1度のミーレオーブンのカルキ抜き」のおはなしをお届けします♪
こんにちは♪
パン教室FUKURAの金谷利香です。
パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。
オーブンのカルキ抜きってなんだろう？？？
たぶん、「オーブンのカルキ抜き」と言っても、ほとんどの方がピンとこないと思います＾＾
ミーレの電気オーブンには、モイスチャープラスという名前のスチーム機能が付いているんですね。
スチーム機能は、パン作りではハードパンを焼くときにあると便利な機能。
バゲット作りには必須です♪
生徒さんたちがお持ちの電気オーブン「東芝の石窯ドーム」、「パナソニックのビストロ」、「シャープのヘルシオ」「日立のヘルシーシェフ」などにも、スチーム機能は付いています＾＾
スチーム機能という名前のとおり、オーブンの中に水蒸気がシャーーーっと出る機能なのですが
それを使うには「オーブンに給水」する必要があります。
ほとんどのスチーム付きの家庭用オーブンには、どこかに給水タンクがあって、それに水をたっぷり入れて、使うときにオーブンが水を吸い上げてスチームとして噴射させるんですね＾＾
きっと、使ったことがある人と、スチーム機能付いているけれど1度も使ったことがない人がいらっしゃるはず♪
ですが、ミーレの電気オーブンは少し特殊で「給水タンク」というものがそもそもありません。
どこから水を入れているのかというと、噴射させるのにぴったりの量の水を給水パイプから吸い込ませるんですね。
給水パイプは、オーブンの扉を開けた左側にあります。
例えば、1回スチームを出したければ約100ml。
2回スチームを出したければ約200ml。をコップに水を入れて吸い込ませます＾＾
ちなみに1回のスチームが出る時間は約4分～5分。
スチームを出したいタイミングでボタンを押せば噴射されます。
給水タンクがないので、使い終わったらタンクの水を捨てて乾かしてなどの手間はなく、何もしなくていいのでとっても楽チンです♪
ですが、1年に1度だけ「カルキ抜き」という作業をしなくてはならないのですね。（スチーム機能を使う頻度によるのでカルキ抜きのタイミングは人それぞれです＾＾）
これは、必ずやらないといけないお手入れで、怠るとスチーム機能にロックがかかって使えなくなっちゃうんです。
ミーレのオーブンはあまり親切ではないので、小さなモニターに謎のカウントダウンが表示されます。
10からスタートして、スチーム機能を使うたびに数字が減っていくんですねぇ。
知り合いのミーレを使っている先生が、「何の数字だろう。。。」と思っていたけれど気にせず使っていて、0になった途端スチーム機能にロックがかかってレッスンで大変なことになったことがある！とおっしゃっていました！！
私は事前にその先生から聞いていたので大丈夫だったけれど、知らなかったらたぶんレッスンでやってしまってますね！！
想像したら怖いです。あわわ。。。
カルキ抜きには、ミーレ専用の「カルキ除去剤」のタブレットを使ってお掃除をします＾＾
直径3センチほどの大きなタブレットを水に溶かして、約2時間かけて給水し洗浄しを繰り返していきます。
1年に1度なので、いつも説明書をしっかり読みながらじゃないとできない。
こちらの扉の左側にあるのが給水パイプ。
給水パイプにプラスチックチューブを取り付けて、カルキ除去剤を溶かした水を給水させると、一番上にセットした深皿の天板に水が出てくる仕組みです＾＾
水を入れ替えて吸収させて洗浄するを繰り返すので、水がたっぷり入った天板を取り出して、水を捨ててを数回往復します。
取扱説明書には時間が書いていないのですぐ終わるのか思いきや、2時間弱のタイマー表示。
はじめてのカルキ抜きのときはビックリしましたが、7回目なのでもう慣れっこですね＾＾
今月はちょうど、パンと発酵菓子の先生講座letterでプチバゲットとシャンピニオンのレッスンがあるので、スチーム機能ばっかり使います＾＾
レッスン直前で1年分のカルキ抜きができてよかったです。
年に1度2時間弱お手入れに時間はかかりますが、毎回のタンクのお掃除とパイプの水抜きの手間を思うととてもラクですよ。
ミーレのオーブン使われている方は少ないと思ったのですが、これから購入したいなぁ。と思われている方の参考になればとブログを書きました。
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