パン作りでよく出てくる材料のひとつ「卵」♪
生地に卵の入ったパンは、栄養価も高くふんわりとしておいしいですね。
今日のテーマは「卵の鮮度を保つ2つの方法と理由」をお届けします^^
こんにちは♪
パン教室FUKURAの金谷利香です。
パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。
ブリオッシュやシュトーレン、デニッシュのように、リッチなパン生地はたっぷりの卵が入っていますね。
そんな「卵」ですが、みなさんはどのように保存していますか?
最近は、少し前に比べて卵の価格もグンと高くなりましたね。
1日でもおいしく新鮮な状態を長く保つには、どんなことに気をつければいいのか。
今日は紐解いてご紹介したいと思います^^
スーパーで購入した卵は、尖った方が下になってパックに入っていることがほとんどなのは知っていましたか?
なんとなく卵の正しい向きは「丸い方が下で尖った方が上のような気がする」と思うのですが、どうして逆さまになっているのでしょうか?
はてさて。。。
【保存方法1】卵は尖った方を下にする
実は、卵の殻の中には”気室”と呼ばれる空間があるんですね。
ゆでたまごにするとよく分かるあの欠けたような部分です^^
”気室”と呼ばれる空間は通常、卵の丸い方にあります。
卵を保存するときに丸い方を上にすることで、卵が自然に呼吸をすることができるため、卵の鮮度が長く保てると言われています。
卵白と卵黄に分かれていますが、卵白は防腐効果がとっても高いのですが、
卵黄は雑菌に弱く腐りやすい性質があるんですね。
卵の殻には、1万個以上の”気孔”と呼ばれる穴が空いています^^
その穴からまれに雑菌が入ってしまうことがあるんですね。
そのため、卵の丸い方を上にすることで”気室”がクッション代わりになって、卵黄を殻から遠ざけ雑菌から守ることができるんですよ^^
また、卵は尖っている方が強度があり、輸送中や冷蔵庫の開け閉めでの衝撃で割れてしまうのを軽減するメリットもあるんですね。
それらの理由から、卵の向きは尖っている方が下で丸い方が上が良いとされています♪
な~るほど♥
【保存方法2】卵は結露させちゃだめ!
先程おはなししたとおり、卵の殻には1万個以上の穴が空いていました^^
卵を結露させてしまうと、空気中や卵の殻についていた雑菌が卵の中に入り込みやすくなり、卵が傷んでしまうことがあるのですね。
なので、スーパーで売っている卵は結露ができないようにいつも常温なのです。
温度差が大きければ大きいほど結露が発生してしまいます;;
暑い夏の季節は、卵を冷蔵庫から出して常温に長く置いておくと、知らぬ間に結露ができて卵が傷んでしまっていた!!なんてこともありますので、くれぐれも注意してくださいね。
【おまけ】パン作りの卵の賞味期限
卵の賞味期限は、生で食べるときの期限なので、実はパン作りのようにしっかりと加熱する場合は、少しぐらい過ぎていても問題なく使えます^^
賞味期限が過ぎたからすぐに捨てなければいけない!なんてことはありませんので、慌てず早めにちゃんと加熱して使い切ってみてくださいね。
海外では、卵は加熱して食べるものなので長期保存が普通です♪
ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。
あまった「卵白」の保存期間と保存方法♪
FUKURAのLINE公式アカウントでは、最新情報やお役立ち情報、レッスンご予約受付開始のご案内、パンと発酵菓子の先生講座letterやWeb集客講座、イベントの先行募集の配信をおこなっております♪
\\ ぜひ、お友達追加してくださいね♪ //