今月のパンと発酵菓子の先生講座letterのレッスンは、「折り込みの会」♪
作るパンのメニューは「クロワッサン」と「季節のデニッシュ」です♥
全11回のレッスンの中でも、今月はみなさんが待ちに待った月で、ワクワクドキドキしながら来られています^^
今日は、レッスンの終わりに生徒さんからいただいた、こちら↓のご質問についてお話ししたいと思います♪
クロワッサンとデニッシュの違いって何ですか? こういうものがクロワッサン! こういう生地を使っているものがデニッシュ!といった 定義のようなものがあれば教えてほしいです♪ |
こんにちは♪
パン教室FUKURAの金谷利香です。
パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。
クロワッサンとデニッシュの違いみなさんはわかりますか?
クロワッサンとは?
クロワッサンは、卵や牛乳、バターを使ったパン、ヴィエノワズリーのひとつなんですね^^
発祥はオーストリア。そして、遡るとクロワッサンの生まれのルーツはトルコが深く関わっていると言われています。
名前の由来はフランス語で「三日月」♪
みなさんもご存知の「油脂の折り込み」をしたくるくるの層と三日月の形が特徴のパンのこと。
バターとマーガリンで名前が変わる
クロワッサンは、バターの折り込みというイメージが強いかもしれないのですが、実は「バターver」と「マーガリンver」でこんなふうに名前が変わるのですよ。
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ほとんどがバターのクロワッサンなのですが、1970年代に軽い食感のマーガリンが使われた「オルディネール」が生まれたのだそう♪
まっすぐな形が「オ・ブール」。
くにゃっと曲がった形が「オルディネール」のように、当初は見た目にも違うものだったですが、近頃はいろんな形のクロワッサンがあるので形だけではバターなのかマーガリンなのかはわからなくなっています^^
最近の変化球な謎クロワッサン
近頃は、「クロワッサンベーグル」や「クロワッサンたい焼き」など
三日月の形もくるくるの美しい層すら見当たらない「クロワッサン」と名前の付くものが増えましたねぇ。笑
影も形もない。
”謎クロワッサン”と私は呼びます^^
きっと、”バターがじゅわわ♥の感覚”や”バターを折り込んだ生地で作ったもの”が、「クロワッサン」ということなのかなぁ。。。と感じたり。
せめて「三日月」はどこかに残してほしかった。
謎です。笑
デニッシュとは?
デニッシュとは卵や牛乳を使った生地に油脂を折り込んだパンのこと^^
クロワッサンと同じヴィエノワズリーですね。
デニッシュという名前は「デンマークの」という意味がありますが、発祥はオーストリアのウィーンです。
それがデンマークに渡って作られるようになりました。
ちなみに、デンマークではデニッシュのことをヴィエナブロート(Wienerbrod)と呼ぶのだそうですよ。
ウィーンのパンという意味です。
みなさんが思い描くデニッシュは「フルーツがごろりと乗ったデニッシュ」なのかなぁ。と思います。
他にもバトンショコラを巻き込んだ「パンオショコラ」や平たくクルクルしたのもデニッシュのひとつです♥
クロワッサンとの生地の違い
クロワッサンもデニッシュもどちらも「ヴィエノワズリー」という卵や牛乳、砂糖などを使ったリッチなパンの部類に入ります。
FUKURAのレッスンではクロワッサンとデニッシュはそれぞれ違う生地で作りますが、実は同じ生地で作ることもできます^^
パン屋さんでもこだわりのあるところでは、それぞれに特徴をもたせた違う生地を使いますが、同じ生地を使う場合も結構よくあります。
仕上がった形が三日月になるか、フルーツを乗せたデニッシュ、もしくはチョコレートを巻いた形などになるかの違いです。
クロワッサンとデニッシュの定義まとめ
クロワッサンの特徴は、三日月の形とくるくるの美しい層。
デニッシュの特徴は、バターの折り込みをした生地で作ったクロワッサン以外のもの。
という、ざっくりとした大きな違いはあるものの、どちらも「絶対この定義に当てはまるわけではない」という感じなのかなと思います^^
でも、発祥の国はオーストリアと同じだったり、たくさんの共通点がありますね。
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