パン作りの工程をみると、一次発酵や二次発酵、ベンチタイムなど、パン生地を長時間放置することがあります。

そのときには、必ず「ラップをする」「濡れ布巾をする」「タッパーだったら蓋をする」など、生地が乾燥しないようにしなければいけません^^

レシピに書いていたので、当たり前のようにしていたけれど

実際に「パン生地が乾燥するとどんなことが起こるのか」を詳しく紐解いていきたいと思います♪

冷蔵発酵でふくらんだパン生地

こんにちは♪

パン教室FUKURAの金谷利香です。

パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。

パン教室FUKURAの金谷利香です^^

パン生地が乾燥するデメリット

パン生地は絶対に乾燥させちゃだめですよ!」と、レッスン中にリカ先生によく言われますが、

乾燥対策をしなかった場合パン生地はどうなるかをご紹介したいと思います^^

デメリットはこちら!

  • パン生地の表面が割れる
  • パンの水分が蒸発してパサパサになる
  • パン生地がオーブンの中でふくらまなくなる
  • 焼いた後のパンが固くなりやすい

うわぁ~。。。

なんだか、絶対にパンがおいしくなくなりそうな顔ぶれ勢ぞろいですね。

一次発酵や二次発酵では、30分や1時間、場合によってはもっと長時間パン生地をほうったらかしにしておくことがあります。

パン生地を空気に触れさせていると、生地の表面はカッピカピに乾燥してしまいますね。

そうすると、成形をしたときも生地の表面がパキパキひび割れてしまい、とても作業性が悪くなります。

発酵で急にふくらんだパン生地

また、表面が乾燥している状態でオーブンで焼くと、パン生地が伸びなさそうなのもイメージしやすいと思います;;

そうすると、パン生地が大きくふくらまず、中が詰まった仕上がりに。

横や底など、変なところが割れてしまうこともありますね。

長時間冷蔵発酵(オーバーナイト法)タッパーに入れた生地

正常にふくらまなかったパンからは、イーストのにおいが残ることも。

火通りが悪く生焼けになる場合もあります。

さらに、失敗したパンはすぐに固くなっておいしくありません。

芋づる式に悪いことの連鎖が止まりませんねぇ。あわわ。。。!

これは、なんとしてでも阻止したいところです。

パン生地の乾燥防止対策

では、パン生地の乾燥を防止するための対策をご紹介します!

みなさんはパン作りの一次発酵や二次発酵のとき、どんな乾燥防止対策をしていますか?

FUKURAでは、このような対策をしています。

一次発酵 … ボールにラップ or タッパーに蓋

ベンチタイム … ふんわりラップ or タッパーに蓋

二次発酵 … ふんわりラップ or 打ち粉ラップ or こまめに霧吹き

一次発酵ではボールにラップをかけます。

ベンチタイムでは、タッパーに入れて蓋をしておくことが多いですが、ふんわりラップもありますね。

二次発酵はふんわりラップが基本ですが、ラップがねっちゃりとくっつきやすい生地の場合は打ち粉を付けたラップ、もしくはこまめに霧吹きをしています^^

こんなふうにパンの種類によって乾燥防止対策のパターンがあって、臨機応変にを使い分けていますよ

濡れ布巾をかけられる方もいらっしゃると思いますが、私はめったに使いません^^

なかなかふくらまない一次発酵のパンの様子(発酵器)

最近では、オーブンのスチーム発酵もありますね。

これとっても便利で、生徒さんたちがおうちでよく使われています♪

湿度が保たれている場合には、ラップも蓋も必要ありませんよ~

これで、おいしい焼き立てパンはあなたのものです♥

ぜひ、おうちパン作りにお役立てくださいね^^

パンのお肌も乾燥は大敵です!

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