こんにちは♪
大阪市東淀川区のパン教室FUKURAの金谷利香です^^
今日のテーマは「パン作りに使うバター」についてお話したいと思います。
おうちでパン作りをされる時、ほとんどのレシピ本では有塩バターと無塩バターどちらを使うかの記載がありますが、一部記載のないものもあります。
そんな時、パン作りでは基本「無塩バター」を使ってくださいね。
でも、普段おうちでお菓子作りやパン作りをされない方は、たぶん無塩バターではなく「有塩バター」が冷蔵庫に入っていると思います。
塩が入った有塩バターは、無塩バターにはない旨味があるのです♪
こんがりきつね色に焼いたトーストに、有塩バターをたっぷり塗るとめちゃおいしくてたまらなくしあわせですね♡
お料理のバターソテーも有塩バターを使うとおいしいですね♡
ということで、「おうちに無塩バターがない;;」という人も多いかと思います。
「せっかくパンを作ろうと思ったのにおうちにあるバターが有塩だったから作るのやめよう~」と思った人はちょっと待ってくださいな!
実は、パン作りには基本「無塩バター」ですが、有塩バターを使ってもバターの分量が少ないパンは上手に焼き上がりますし、おいしく食べられるんですよ^^
有塩バターの塩の割合は、100gに対して1.5g。
パン作りでは、一度に使うバターの量が少ないものがとても多いです。
お菓子作りをされている方なら、パン作りで使うバターの少なさにビックリすると思います!
例えば、150gの小麦粉に対して10gのバターを配合しているレシピだったら、有塩バターを使っても塩分が0.15gしか多くなりません。
0.5g単位のスケールを使われているなら、誤差の範囲内ですね^^
ということで、有塩バターしかなくてもこのぐらいのバターの量のレシピなら有塩バターでパンを作っても大丈夫です♪
ただし!
バターの分量が多いブリオッシュや菓子パン、シュトーレンなどの発酵菓子の場合は無塩バターを使わないとうまく焼き上がらない原因になりますのでご注意くださいね!
最後に♪
パン作りにおいて、「塩」は仕上がりを大きく左右する大切なものですので、本来はなるべく正確に計量することが必要な材料の一つです。
できれば、無塩バターのレシピは無塩で。
有塩バターのレシピは有塩で作るのがおすすめであることに変わりはありませんので、どうぞご参考にしてみてくださいね^^
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