ゴールデンウィークみなさん楽しくお過ごしですか?
10日間もお休みがある人もいるそうで^^
私のゴールデンウィークはあってないような感じです。
年中ゴールデンウィークのようなお仕事のようなそんな生活。
先日、母と一緒に「竹の旅 たけのこ掘り」へ行ってきました^^
いつかパンのレッスンで使いたい「たけのこ」をテーマに、今日は竹の旅をとおしておはなしします♥
今日はほっこりブログです。
毎年春には、母と遠足へ出かけています。
遠足という名の”食の社会見学”のような感じです。
暑くも寒くもない
冬から春になる あたたかく明るい陽射しが心地よい季節。
今年は、コロナも緩和され旅行会社のバスツアーも増えて、久しぶりの味覚狩りバスツアーに参加してきました。
場所は、京都長岡京。
実はバスに乗らなくても、上新庄から電車で30分もあれば着くところ。
でも、わざわざ遠回りしてバスツアーです^^
短い時間で行こうと思えば行ける場所ですが、いつもと違う手段とルートで行くことで、なんだかとっても遠いところに来たような感覚
お天気もよく、晴れ晴れとした日。
京都市洛西竹林公園の竹の資料館で、竹について学んできました。
竹の成長ってすごく早いとは知っていたのですが、なんと伸びるときには1日1mも伸びるのだそう!!
1日1mって半日眺めているだけで、タイムラプスじゃなくても50cmの成長が目で見て楽しめるんですよね。
すごすぎます!
この勢いで成長していくので、竹林って放おっておくと「放置竹林」となってしまい
日が行き届かなくなったり、風通しが悪くなったり荒々しい鬱蒼とした竹林になってしまうそう。
たけのこを育てるにも竹が伸びすぎると、たけのこまで日の光が届かなくなるので
竹の先端を切る「芯止め」という作業を職人さんがされます。
芯止めをすることで、竹の成長を止められるそうです。
そうすることで、かぐや姫が出てきそうな美しい竹林が維持できておいしいたけのこも採れるんですね。
たけのこを栽培している竹林は「農業」。
そうでない竹林は「林業」となって、法律自体も全然違うんですって。
ちょっと前置きが長くなりましたが、一番楽しみにしていた「たけのこ掘り」♥
たけのこ掘りの旬の時期はとっても短い。
竹の成長が早いので旬も短いのですね。
たけのこ掘りがあまりメジャーじゃないのは、タイミングが難しいということもあるそうですよ。
たけのこの頭が土からちょっと見えたぐらいが収穫時。
まずは、スコップでたけのこの周りをぐるりと掘り下げます。
たけのこってどんな生え方をしているのかというと、竹林の竹とたけのこ同士が土の下でつながっている状態。(下の写真の図がわかりやすい^^)
わかりやすく言うと、地面に埋まった水道管のような形で、竹とたけのこは全部つながっているのですよ。
なので、かなり頑丈!
スコップだけでは無理です。
たけのこにはお腹と背中があるんですって^^
前かがみになっている方がお腹です。(この写真でいうと左側がお腹。右側が背中。)
周りをスコップで掘り下げたら、次は大きな鍬(くわ)を使ってテコの原理でたけのこを掘りおこします。
たけのこのお腹側から「よいしょっ!よいしょっ!」
結構大変な力仕事!
1個掘って終了。短かいっ。もっと掘りたかった!笑
京都の長岡京は、とても水がきれいな街なんです^^
サントリーの山崎ウイスキー蒸溜所があったりするのは、水がきれいだから♪
そんな水がきれいな街で採れた長岡京のたけのこは、糠でゆでなくても水だけでゆでれば大丈夫。
アクがほとんどなくて、甘みがあってみずみずしくておいしい。
こんな立派なたけのこを使ってパンを作ったらおいしいだろうなぁ♪なんて想像しながら、定番のたけのこご飯を作りました。
小鳥の鳴き声が響き渡って、とても気持ちのよい一日でした。
20秒の簡単なvlogにしてみましたので、よかったらご覧ください^^
土に触れると気持ちがゆるっとしますね。
パン作りの生地に触れるのにちょっと似ているかも。
今日は、春の日の遠足のおはなしでした。
ではまた~♪
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