みなさんはドライフルーツはお好きですか?

私は子供の頃はあまり好きではなかったのですが

大人になってからはドライフルーツのおいしさに目覚めて

今では大好きになりました♥

さて、パン作りには欠かせない便利なドライフルーツ♪

今日は、ドライフルーツのオイルコーティングについて紐解いていきたいと思います^^

ドライフルーツを学ぶ会

こんにちは♪

パン教室FUKURAの金谷利香です。

パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。

パン教室FUKURAの金谷利香です^^

市販されている2種類のドライフルーツ

スーパーや製菓材料店で販売されているドライフルーツは、ざっくり大きく分けると2種類あるのですが、みなさんはご存知ですか?

その2種類はこちら♪

  1. 果物を乾燥させて袋詰したドライフルーツ
  2. 果物を乾燥させてオイルをコーティングしてから袋詰したドライフルーツ

1番は「ドライフルーツだもの。きっとそうでしょうよ!」と思われると思います^^

そうです!ドライフルーツだもの!笑

ロイヤルミルクティーシュトーレンのドライフルーツ選び♪

では、2番のオイルコーティングって何なんだろう?

何のためにオイルなんてコーティングするんだろう???

どんなドライフルーツにオイルコーティングってされているんだろう???と、不思議に思われる方もいらっしゃるのでは^^

オイルコーティングされているドライフルーツの種類

レーズン

オイルコーティングされているドライフルーツの代表的なものと言えば「レーズン」ですね^^

他にもドライクランベリーなどにもオイルコーティングはされていることが多いです。

オイルコーティングされているかどうかの見分け方

ドライフルーツがオイルコーティングされているかの見分け方をご紹介しますね^^

例えば、ドライクランベリーの袋に記載されている原材料をよーく見てみると、「クランベリー」以外に「植物油脂」と書かれています

オイルコーティングされているドライクランベリーの原材料表示ラベル

レーズンなど他のドライフルーツも同様に、原材料に「油」の材料が書いていれば、それはオイルコーティングされているドライフルーツとなります。

また、目で見ただけでもわかる場合がありますよ。

ドライフルーツが「ツヤツヤ」「テカテカ」「パラパラ」していたら、大抵はオイルコーティングされています^^

一度、スーパーや富澤商店のドライフルーツコーナーで見てみてくださいね。

ドライフルーツにオイルコーティングをするメリット

オイルコーティングされたレーズン

ドライフルーツにオイルコーティングする理由は2つあります^^

  1. ドライフルーツ同士がくっつかないようにするため
  2. ドライフルーツから水分が蒸発しないようにするため

先ほどご紹介したように、ドライフルーツにオイルコーティングをすると

一粒一粒が「パラパラ」するんですね。

ドライフルーツ同士がくっつかないので、扱いやすくなるメリットがあります^^

オイルコーティングされていないレーズン(団子状にくっついている)

オイルコーティングしていないドライフルーツは、すぐにくっついてお団子のような塊になります。笑

でも、ラムレーズンや自家製酵母を作る場合には、オイルコーティングされていないものがおすすめ♥

2番のドライフルーツから水分が蒸発しないように、というのも不思議な感じがしますが、

ドライフルーツだからと「カッピカピ」に乾燥させているわけではないのですね。

食べたときに、レーズンも中はほどよくしっとりしておいしいですねぇ^^

あのしっとり加減を維持するためにも、オイルコーティングは良きメリットなのですよ。

ドライフルーツのオイルコーティングのデメリット

クイニーアマンのチョコ果実のアレンジ成形

ドライフルーツには、オイルコーティングをするデメリットもあります。

それはこちら!

  1. 油が酸化してしまう
  2. ラム酒漬けや自家製酵母作りには不向き

「オイル=油」ですね。

油は、「光、酸素、熱」で酸化してしまいます。

酸化した油は、油臭くなってしまったり、体にもあまりよくありません;;

パン作りでも酸化した油の付いたドライフルーツを使うと、場合によっては油のにおいが気になることがあるのですね。

体にもよくないのならなおさら、オイルコーティングはないに越したことはないですね。

ドライフルーツやナッツを選ぶ生徒さんたち

また、先ほどもご紹介したとおり、ラム酒漬けや自家製酵母作りにはオイルコーティングされていないドライフルーツを選ぶほうが絶対にいいですね。

ラム酒漬けの場合は、オイルが邪魔をしてラム酒に漬かりにくかったり、ラム酒に油が浮いてきたりデメリットしかありません;;

また、自家製酵母作りにも同じく油が浮いてきて、酵母の培養を阻害してしまいます。

そんなときは、必ずオイルコーティングがされていないドライフルーツを選んであげましょうね。

オイルコーティングされていないレーズンの原材料表示ラベル

レーズンは、オイルコーティングされているものとされていない2タイプが販売されていますので、原材料をしっかりと確かめるようにしましょう^^

こちらのお写真のように、「オイルコートはしていません。」と親切に表示されていることも多いです♪

パン作りで生地に練り込む場合も、基本はオイルコーティングされていないドライフルーツを選ぶといいと思います♪

ぜひ、おうちパン作りの参考にしてみてくださいね。

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