こんにちは♪
ポンポンはじけるパン教室FUKURAの金谷利香です。
FUKURAのパンレシピには材料の1つに「ヨーグルト」がときどき出てきます^^
ヨーグルトには、パン作りにおけるすごい役割がたくさんあるのですね。
例えば、ライ麦パンのベトベトをコントロールしたり、イーストのにおいを消す効果があったり、入れる量によると風味出しにもなります。
パン作りの縁の下の力持ち的な感じなのです♪
さて、この「ヨーグルト」。
配合の中では水分の一部として考えるのですが、実際にヨーグルトの中に水分はどのぐらいの割合で入っているのでしょうか?
ヨーグルトの種類によって異なるので、今日はスーパーで一番手に入りやすい定番の「メグミルクのナチュレ恵」と「明治ブルガリアヨーグルト(プレーン)」で見ていきたいと思います^^
この2種類はだいたい成分の割合が同じです。
成分表をみてみると、こんな表示がありますね^^
|
無脂乳固形分とは、脂肪を除いた固形分のこと♪
具体的に言うと、「タンパク質や糖質、ミネラルなどの脂肪以外の総量の割合が9.5%入ってるよ~。」ということです。
乳脂肪分とは、抽出すればクリームやバターになる固形分のこと♪
つまり、このふたつ以外が「水分量」となるのですね^^
無脂乳固形分と乳脂肪分を足すと12.5%です。
これが水分以外の分量。
ということは、100%マイナス12.5%で、87.5%が水分だということがわかります♪
(※日本標準食品成分表では87.4%)
なんだー!めっちゃ簡単♪
ヨーグルトの種類によると、ここの数字が違うものたくさんありますので、購入する際はぜひチェックして水分量を確認してみてくださいね。
と、ここで!!!
私は今、この記事を書きながら気付きました!!
ヨーグルトじゃなくて牛乳も同じ数字の見方なので、牛乳で説明すればよかったと!!
ヨーグルトよりも牛乳のほうが出番多いですよね。パン作りには。笑笑
ちなみに3.6牛乳の水分量は約88%と言われています。
なんと、牛乳よりもヨーグルトのほうが水分が多いんですよ!固形なのに!
牛乳は液体なのに!!
不思議な感じですが、ヨーグルトは水分が少ないから固形なのではないのですよ^^
乳酸菌が糖を分解することで乳酸ができます。
ヨーグルトに含まれる「カゼイン」というタンパク質は乳酸で固まる性質があるんです。
それで、ヨーグルトは水分が多いのに固まっているのです♪
微生物の力♪発酵は偉大です。
記事を書きながら、内容の趣旨が変わってしまいました。
今ならタイトルこう書きます。「牛乳よりヨーグルトのほうが水分が多い事実!」笑
FUKURAのLINE公式アカウントでは、最新情報やお役立ち情報、レッスンご予約受付開始のご案内、パンと発酵菓子の先生講座letterやWeb集客講座、イベントの先行募集の配信をおこなっております♪
\\ ぜひ、お友達追加してくださいね♪ //