こんにちは♪

ポンポンはじけるパン教室FUKURAの金谷利香です。

今日のテーマは「ガスオーブンと電気オーブンの焼成温度の違い」についておはなししますね。

みなさんのおうちにあるオーブンはガスオーブンですか?

それとも電気オーブンですか?

酵母マフィンをオーブンで焼いている

FUKURAのパン教室には、「ミーレオーブン(電気)」が1台と「リンナイのオーブン(ガス)」が2台あります^^

家には、2014年頃に購入した「HITACHIのヘルシーシェフ(電気)」が1台あります。

FUKURAのパンレシピには、こちらの3台のオーブンの焼成温度と時間を記載しています♪

愛用のミーレオーブン(ドイツ製)

おやおや?

どうして、それぞれのオーブンの温度と時間が必要なんでしょう。。。?

電気オーブンとガスオーブンで違うと言っても、どのオーブンにも「180度」や「210度」などの温度が設定できるし、予熱が上がったら「ピピッ」と音も鳴るのになぜなのでしょう。。?

電気オーブンの180度とガスオーブンの180度って違うのでしょうか。。?

なんだか不思議ですねぇ。

では、今日はその謎を解いていきましょう♪

微量イースト長時間冷蔵発酵で作る4種のクラッシュチーズパン

実は「オーブンに表示されている温度と庫内の温度には差がある」のです。

具体的にお伝えすると、こんな感じ♪

オーブンを200度に予熱したいので「200度(予熱あり)」にセットしてスタートボタンを押しました。

「予熱が上がりました♪」のピピッが鳴りました。

モニタには200度と表示されています。が、実際の庫内は200度まで上がっていない場合がよくある。ということです。

特に古い電気オーブンに多いのです。

なんてこった!ですね。笑

そうなんですよ!

オーブンの予熱のピピッは、100%信用できるものではないのですね。

アスパラトルネードのパンがリンナイのガスオーブンで焼き上がりました♪

私の7年前の2014年度版ヘルシーシェフの電気オーブンは「200度でセットして予熱が上がってピピッと鳴っても、庫内温度はまさかの160度」です。笑

40度も差があります。

はじめて聞くと「えーー!40度!!」と、びっくりされる方が多いのですが、実際とーーーーってもよくあることなのですね。

一方、ガスオーブンは火力が強く予熱がしっかり上がりやすいです。

同じ180度でガスオーブンと電気オーブンで焼くと、全然違う焼き上がりになったりします。

ということで、FUKURAのレシピでは、庫内の正確な温度=ガスオーブンの温度にしています。

電気オーブンは、機種によって差があるのですが、ガスオーブンよりも若干高めに記載しています。

ただし、最近の東芝の石窯ドームやパナソニックのビストロなどの電気オーブンは、とても火力が強くなっていて、予熱も正確に上がっていることが多いですので、その場合はガスオーブンの焼成温度を参考にしていただくのがおすすめです。

タニタのオーブン庫内に入れられる温度計

庫内の正確な温度は「オーブンの中に入れることができるタニタの温度計(Amazon)」で計測することができます^^

Amazonや富澤商店などで1500円程度で購入できますので、ひとつ持っておくといいですね。

一度、お持ちのオーブンの庫内温度チェックしてみてくださいね♥

ちなみに、2014年度版ヘルシーシェフの電気オーブンは「210度で設定したら、庫内温度は正確に210度になっている」のですよ。なんでや!笑

200度に設定すると160度までしか上がらないのに、210度に設定するとちゃんと正確に210度に上がるヘンテコなオーブンです。笑

200度は5分ぐらいで予熱のピピッが鳴るのに、210度にセットすると10分以上かかる。

不思議だなぁ。。。と思って実験してみると、こんな結果になりました^^

ぜひ、おうちパン作りのご参考にしてみてくださいね。

ではまた~♪

【型比容積】持っている型にぴったりの生地量の求め方♪簡単編

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