みなさんはおうちでパンを作るときに”インスタントドライイースト”を使われていらっしゃる方多いと思います^^
FUKURAでは、サフやとかち野酵母のインスタントドライイーストを使うことが多いのですが、どちらにも「ビタミンC」の成分が入っているのはご存知ですか?
今日のテーマは「どうしてインスタントドライイーストにはビタミンCが入っているの?」♪
早速、紐解いていきましょう^^
こんにちは♪
パン教室FUKURAの金谷利香です。
パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。
サフにもとかち野酵母にもインスタントドライイーストには「酵母」以外にも「ビタミンC」の成分が入っているんですね。
えー!知らなかったー!!
そんな方もたくさんいらっしゃると思います^^
私もパン作りをはじめた頃は何も気にしていませんでした。
原材料をみてみよう
こちらはとかち野酵母のパッケージの裏側なのですが、「V.C」という表示がありますね。
これが「ビタミンC」です^^
サフにもこんなふうに同じように書かれています。
パン生地に対するビタミンCの効果
インスタントドライイーストに入っているビタミンCの役目のひとつは、パン生地のpHを調整するためなんです^^
ビタミンCを入れることで、生地は弱酸性に近くなってくるんですね。
弱酸性に近くなったパン生地は、キュッと引き締まって扱いやすくなるメリットがあります♪
パン作りの扱いに慣れていない初心者さんにとっては、うれしい効果だったりします♥
酵母に対するビタミンCの効果
ビタミンCはイーストの働き自体をよくする効果もあるのです^^
ちょっとややこしいですが、ビタミンCにはイーストが繁殖するために必要な酵素の合成を促進する働きがあるんですね。
なので、ビタミンCを入れることによって発酵力が安定したり発酵速度がアップしたりするのですよ。
さらに、ビタミンCには酸化防止剤としての効果もあって、イーストの酸化を防ぐという大切な働きもしています。
どういうことかというと、イーストは発酵する過程で少なからず酸化していくのですね。
「イースト=酵母」なので、呼吸していますからね^^
でも、酸化してしまうと人と同じように酵母も老化しちゃうんですよ!
活性力が弱くなるのです。
いつまでもピチピチの若い酵母ではなくて、だんだん酵母も歳を重ねていくんです。
同じ50歳でも、くたびれた人とキラキラしている人がいるように
酵母も肩もこりますしシワも出てきます。(例えです。)
お手入れをしなければ、若々しくいられないんですね。人と同じ。
そのための「ビタミンC」です。
例え話がリアルでした。笑
大事ですね。ビタミンC♪
私にもビタミンCが必要です。笑
まとめ
インスタントドライイーストにビタミンCが入っている理由は
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ビタミンCってとっても大切な材料だったんですね。
知らなくてもパン作りはできるけれど、その原材料が入っている意味を知ることってとっても学びになりますね。
おうちパン作りのヒントにしていただけたらうれしいです^^
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