パン作りをはじめられる人達の多い新学期の季節♪

パン作りと言えば!のご質問が、新しい生徒さんたちからたくさん届きました^^

今日は「発酵器を持っていない時のパン生地の発酵方法」についてご紹介しますね。

立派な発酵器なんて持っていなくても、おうちでパン作りはすぐにスタートできますよ♪

日本ニーダーの発酵器(PF-102)

こんにちは♪

パン教室FUKURAの金谷利香です。

パン教室をはじめたい方やパン作りを基礎から学びたい方を「パン作り×web集客×デザイン」の3つの方向から応援しております。

パン教室FUKURAの金谷利香です^^

これからパン作りをスタートしたいと思って、パンのレシピ本を買ってみたり、ネットでレシピを調べてみたり♪

きっと、パン作り初心者さんたちは、ワクワクドキドキされているんじゃないかなと思います^^

パン作りの基本のお道具

だいたいの材料は準備ができた!

お道具もほとんどがおうちにあるものが使えるし

すぐにおうちでパン作りはじめられそうだ♥と思って、作る工程を見てみると。

35度で発酵。。。。???

普段のお料理やお菓子作りでは出てこない「発酵」という言葉が出てきました。

35度で発酵ってどうすればいいの?

どうすればおうちで35度を維持することができるんだろう?

発酵温度って適当にやっちゃっていいのかなぁ。。。はてさて。。。

パン作りの特徴でもある「発酵方法」がわからなくて困ったりしていませんか?

なかなかふくらまない一次発酵のパンの様子(発酵器)

通常、パン教室ではパン生地を発酵させる「発酵器」という温度管理ができるものがあります。

FUKURAのパン教室でもこんな発酵器を使っています^^

でも、発酵器はパン作りが楽しくてめちゃくちゃハマったときにゲットすればOKです♥

私もパン教室をはじめるまでは、発酵器持っていませんでした♪

発酵器に代わるおうちで手軽にできる発酵方法をご紹介しますね。

【発酵器の代用1】オーブンの発酵機能

愛用のミーレオーブン(ドイツ製の家庭用オーブン)

ほとんどの生徒さんがやっている発酵方法は「オーブンの発酵機能」を使う♪です!

おうちでパン作りをしたことがない人は、おうちにあるオーブンに「発酵機能」があることを知らない方もいらっしゃいます。

最近のオーブンにはほぼ100%に近い確率で「発酵機能」があります

パン作りにおすすめの東芝石窯ドームやパナソニックビストロには絶対に付いています。

他にも、有名どころではないメーカーのオーブンにも、一人暮らし用の小さなオーブンレンジにも「発酵機能」は付いています

リンナイのガスオーブン

さらに、うちの実家にある25年以上前の古いビルトインガスオーブンにも「発酵機能」は付いていました^^

実は、私はパン作りをはじめた頃は実家に住んでいたのですが、うちのオーブンには発酵機能なんて付いていないとずっと思い込んでいたんですね。

タッチパネルでもなく、ボタンでもなく、ダイヤル式の古いオーブンです。

クランベリークリームチーズ(白パン)

ある日、ハイジの白パンを作ろうと思ってダイヤルを思い切り低い温度にぐるりんと回したら、突然「発酵」という表示に切り替わったんですね。笑

見つけたときは、ビックリ!!!

まさかこんなに古い我が家のオーブンにも「発酵機能」が付いていたなんて♥♥♥

25年前のオーブンにも発酵機能があるのだから、みなさんのおうちにあるオーブンにもおそらく「発酵機能」は付いていると思います^^

一度、探してみてくださいね。取説みるのもありですよ!

【発酵器の代用2】大きめ保冷バッグ+ゆたんぽ

次は、アナログ方式ですが、とても使いやすくて個人的にはおすすめの方法です♥

大きめの保冷バッグは、ホームセンターのアウトドアグッズ売り場でゲットできます^^

天板がまるごと入るサイズで、使わないときはコンパクトに畳めるものが便利。

底にゆたんぽを2~3個置きます。

レンジでチンして使える【ゆたぽん】もおすすめです♪

発酵に便利なゆたんぽ

上に布を被せれば準備完了です^^

布の厚みは、ゆたんぽの温度によって変えてくださいね。

もしくは、電気毛布もありです!

一次発酵のときには、ボールを入れる。

二次発酵のときには、天板を入れる。

35度ぴったりの温度管理ではありませんが、保温されたあたたかい空間を作ることができます。

ポイントは、天板が入る保冷バッグのサイズですね。

このサイズの保冷バッグは保冷&保温効果が高いものがほとんどなので、寒い季節でもスムーズに発酵できます。

焼きムラがなくキレイに焼き上がった大葉と旨みだしのエピフランス

注意点としては、ゆたんぽや電気毛布が熱すぎると過発酵になるので、直置きしないこと!

コード付きのデジタル温度計があると、保冷バッグを閉じていても

だいたいの温度がわかるので便利です^^

【発酵器の代用3】湯煎をする

大きめのフライパンやお鍋にぬるいお湯をはり、ボールをちゃぽんとつければOKです^^

寒い季節は、途中でお湯を足して微調整をしてみてくださいね。

ただし、こちらもあっちっちのお湯は厳禁です!

早く発酵してほしくて、熱いお湯につけると過発酵になって、おいしくないパンになりますので要注意!

湯煎のデメリットは、二次発酵ができないこと;;

北欧シナモンロールの成形

天板が浮かせられる鍋やフライパンってないですね。

湯煎は、パン生地の発酵には定番の方法なのですが、個人的には温度管理が難しい印象があります。

特に真冬。

おうちが冷え冷えだったりすると、すぐに湯煎の温度は下がるし、あたたかいお湯の加減もすごく難しい。

【発酵器の代用4】あたたかい季節は常温放置

発酵で急にふくらんだパン生地

あたたかい季節や暑い季節には、発酵器は必要ありません^^

教室のレッスンでも発酵器の中にとりあえず入れますが、棚として使っているだけで電源を切っていることもあります。

お部屋が25度ぐらいあれば、のんびり時間をかければ常温でも十分に発酵は進みます♪

電気代もかからないし、楽チンですね。

真夏は、発酵器ではなく「お部屋の涼しい場所」を探して発酵させることが大切だったりします♪

発酵器の代用のまとめ

日本ニーダーの発酵器(PF-102)

発酵器はまだおしゃれなものが販売されていなくて、お部屋の中に置いてもそんなに素敵なインテリアにはならなかったりします。笑

結構サイズも大きくて場所も必要になります。

なので、まずはパン作り初心者さんはおうちにあるもので代用してパン作りをはじめてみられるのがおすすめです^^

あるものでも十分すぎるほど、パン作りはできます♪

それでも発酵器がほしくなったら

買いましょう♪笑

たしかに、発酵器のあるパン作りは、想像以上にめちゃくちゃ快適っ♥

発酵器の選び方や特徴をまとめたこちらのブログをご参考にゲットしてみてくださいね。

【比較】発酵器の選び方♪大正電機と日本ニーダー

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